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トーゴの自宅建築 ~ガンダマーの家造り~

中古住宅を改築したガノタ(ロボアニメマニア)の、優雅?な生活(笑)。

再始動4ヶ月経過〜ワタシのけん玉ルーツ〜

また、KENDAMAの話。いや、今回は、けん玉の話。長いよ(汗。

先日やっと、以前からイケると確信していた
「けん玉道・初段」
に合格できました。30年以上かかりました(汗。

30年前・・もう遠い昔の記憶なので忘れちまわないウチに、ツラツラと書き落としておきます。

けん玉に最初に熱中した当時(1980年代初頭)は、住んでいた埼玉県草加市にもブームが到来していた頃。

鍵っ子(死語)だった小学3年の私にとって、団地内にあった「児童館」は、行けば竹馬や縄跳び等が無料利用できて、必ず友達が誰かいた、恰好の暇つぶし場所。
勝手に入って、勝手に帰ってた。宿題なんて無かった。あってもやらなかった(汗)古き良きゆるい時代。

そんなところで遊んでたある日、友達に誘われたけん玉。
学校の教室のようなスペースの中で少年少女がけん玉をしてる。私も貸し出されたけん玉で友達の見よう見真似。

少しすると部屋の隅にいたお兄さん2人が何やら声を掛ける。小さなイスに座ったお兄さんの前には列ができる。

はじめ

と声をかけたお兄さんの前で、日頃ふざけてた友達が真剣にけん玉をする。4級だの5級だのと友達同士が盛り上がる。

すぐにワタシは親にけん玉をねだる。当時「さくら」で600円だった。後日、お兄さんから青玉の日本けん玉協会認定けん玉「さくら」を買う。

上位の級になるとお兄さんが紐をくれた。私は黄色い蛍光色の3級に早くなりたかった。
どのくらいの期間で3級になったかは憶えていないが、お兄さんにお目当ての黄色い蛍光色の紐をもらう頃には、児童館に来る子供達のけん玉熱が明らかに冷めていた。

バラバラと集まり、好き勝手にやり、たまに昇級(段)審査があり、勝手に帰る。そんな環境だったが、子供の嗜好は如実に行動に出る。
集まる子供達が減った。理由はわからない。私も結局、お目当ての紐が手に入ったことから1年程度で、児童館へは行かなくなった。

スーパーカーが流行ったり、ウルトラマンが流行ったり。そして後年はガンダム。モノは違えど今と同じ。流行り廃りの繰り返し。その中にけん玉も当時は入ってしまったのだろう。

数年後、茨城県に転居し、大学生になった私は地元の玩具店でアルバイトをしていた。

小さな玩具店だったので、仕事というより「子供の溜まり場の主」のようなことをしていた。そんな時にたまたま入荷した「さくら」を見つけた。気づいたら自分で買って店内で披露していた。

といっても、せいぜい灯台まで。それ以上の技はウグイスと剣先すべりが時折成功する程度。
それでも、けん玉は売れた。すでに値段が1000円近くだったにもかかわらず、短期間で10本は売れた。嬉しかったし、何より益々慕ってくれる子供達、彼らの真剣な眼差しに充実感を感じた。

しかし、その玩具店もアルバイトをはじめて2年弱で閉店した。大型店の台頭やゲームソフトの安売り競争に、もはや小売店の活路は無かった。

時は流れ、2013年末。テレビで

海外でけん玉が流行っている

ことを紹介していた。

海外製のけん玉が気になり、秋葉原のスピンギアに買いに行った。KROMのオレンジパープルのツートンラバーを購入。店内にあった光るけん玉やピルなどを触らせてもらっていると

「けん玉おやりになるんですか」

と店員さんに声をかけられた。やってないとも、かといってやっているというレベルでは無いのは明らかなので、急に恥ずかしくなり気のない返事をしてそそくさと店を出た。

今振り返ると、店員さんは先日のけん玉W杯で4位になったAKIRA6段だった。

社員旅行があり、たまたま若い連中と同部屋となった。ここぞとばかりに自慢げにKROMを手に披露した。

ウグイスまでだが。

それでも一応、「けん玉が趣味の人」と認知された。

もっと、「今の技」を知りたくてYouTubeで検索。嶋寺さんの動画やKendama USA、KROMの動画を見つけた。驚くばかりだった。

けん玉が得意

と言えなくなった。急に恥ずかしくなり、早くなんとかしたくなった。

そんな頃に窪田さんと遭遇した。

自由奔放で、且つ高難度の技を連続で駆使する姿を海外勢に見せつけられると、けん玉を少しでも手にした人は、私のように恥ずかしくなるか、若しくは「これは違う」と否定するかのどちらかなのかもしれません。
世界に目が向いていた窪田さんにとっては、日本のけん玉界に貢献している立場から見ても、全体を評して前者の考えに至ったのでしょうし、けん玉の「け」程度しか知らなかった私も、当然前者の考えに至ったわけです。

SNSのおかげで、「日本のけん玉」を盛り上げる、言わば「けん玉JAPAN」たる面々にも次々とお近づきすることができている現状からすれば、初段だのでは全くダメなわけで(汗。
格式も大事だけど、それにとらわれないスキルがもっと大事な昨今ですから、もっと精進して、けん玉をカルチャーとして認知させねばなりませぬ。

あの玩具店で見た眼の輝きに充実感を感じたいし、超高齢化社会での地域の一助にもなりたい。まだ具体的なカタチにはならないが、けん玉を通じてできることがある。そう信じておりまする。

長々と書きました。ここまで読んでくれた人に心から感謝。そして、この言葉でこの覚書を締めるわけです。


けん玉サイコー!!
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